福井県みどりのデータバンクガンカモ科鳥類生息調査
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ガンカモ科鳥類生息調査
- 福井県には、変化に富んだ海岸、九頭竜川に代表される大小の河川、三方五湖や北潟湖のような湖、小さな沼、水田など、豊かな水辺環境が存在し、多くの水辺の鳥類の生息地となっています。
- 毎年、全国一斉に実施されているこの「ガンカモ科鳥類生息調査」の結果、特に、ガン類、マガモ等のカモ類の渡来地として、全国的にも重要な地域であることが明らかとなっています。
−ガンカモ科鳥類の生息調査の概要−
- ●目的
- 本調査は、昭和44年度から毎年全国都道府県一斉に、我が国におけるガン、カモ、ハクチョウ類の冬期の生息の状況を調査把握することにより、その保護管理のための基礎資料を得るため、環境庁の実施要領に基づき行われています。
- ●調査実施者
- 本県における調査は、福井県が、日本野鳥の会福井県支部に委託して実施しています。
- ●調査日
- 毎年、1月15日もしくはそれを中心とした期間内に実施することとし、各年の調査日については、天候、一斉調査実施体制等を考慮して、各都道府県が設定し実施しています。
- ●調査地
- 福井県内のガン、カモ類等の渡来地16箇所(平成8年度〜)で調査を行っています。
- ●調査方法
- 調査は、16カ所(平成17年度からは17カ所)の調査地ごとにその全域をカバーするように観察地点を設定し、双眼鏡、望遠鏡を使用して調査地域内で観察されたガンカモ科の鳥類の種と個体数を記録しています。各調査地には3〜11名の調査者を配置し記録を行っています。
福井県自然保護課