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【動物目録の該当ページ】
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| 名 称 |
ウミガラス | ||
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| 学 名 |
Uria aalge | ||
| 分 類 １ |
鳥類 | ||
| 分 類 ２ |
チドリ目ウミスズメ科 | ||
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位 置 （2kmメッシュ番号） |
特定せず | ||
| 選定理由 |
保護上重要な種・亜種 | ||
| 区 分 |
Ａ（全国レベルで重要、または県レベルで特に重要なもの）
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| 解 説 |
種としては，北半球の寒帯，亜寒帯の沿岸部で繁殖し，そのうち，日本周辺では，樺太や千島列島に大きな繁殖地がある．日本では，かつて北海道のユルリ島，モユルリ島，松前小島などの島々で本亜種が繁殖していたが，現在では天売島でしか確認されず，個体数が激減している．冬期は，本州中部まで南下する．本県では，1997 年1 月に起こったロシアのタンカー，ナホトカ号の重油流出事故で，26 日に福井市の石橋町に漂着した1 羽が記録されている．冬期は，沿岸部の海上に生息し，小型魚類，イカなどを捕食している． | ||
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保護の現状 と留意点 | 現在，「鳥獣保護法」および「種の保存法」で本亜種の捕獲，飼養，譲渡などが規制されている．主に中部以北で越冬するので，本県の海上では少数しか渡来しないと考えられるが，生態的な情報の少ない種であるので，詳細な調査が必要である．日本における個体群が絶滅に瀕しているので，死亡の1 原因となる化学物質や油類による海洋汚染のないように注意が必要である．また，事故の場合の救護体制の整備も求められる． | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然（動物編、植物編、地形地質編）」（1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行） 出典「福井県レッドデータブック（動物編）」（2002年3月 福井県福祉環境部自然保護課発行） | |||