| |||
| |||
名 称 |
アカアシシギ | ||
---|---|---|---|
学 名 |
Tringa totanus | ||
分 類 1 |
鳥類 | ||
分 類 2 |
チドリ目シギ科 | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
特定せず | ||
選定理由 |
保護上重要な種・亜種 | ||
区 分 |
A(全国レベルで重要、または県レベルで特に重要なもの)
| ||
解 説 |
種としては,旧北区,ユーラシア大陸の中高緯度地方で繁殖し,熱帯地方からオーストラリア大陸辺りで越冬する.日本では,本亜種が繁殖する数少ないシギ類の一種で,北海道東部で繁殖が確認されいる.その他の地域では,数少ない旅鳥として観察される.本県では,福井新港が造成されている頃,春・秋期の渡りの時期に砂地で1 ,2 羽が稀に観察されているのみである.主に河川や湖沼などの水辺で見られ,砂礫地や砂泥の場所を好み,草の茂ったところはあまり好まない.昆虫を啄んだり水生昆虫の幼虫を取り出したりして食べる. | ||
保護の現状 と留意点 | 現在,「鳥獣保護法」により本亜種の捕獲,飼養,譲渡などが規制されている.本県では,渡りの中継地となるような水辺環境は少ないため,特に福井新港とその周辺の環境の保全が大切である. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) 出典「福井県レッドデータブック(動物編)」(2002年3月 福井県福祉環境部自然保護課発行) |