福井県みどりのデータバンク すぐれた自然データベース
地形地質
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名   称 玉川の高位段丘礫岩
学   名
分 類 1 地形地質
分 類 2
位   置
(2kmメッシュ番号)
越前町(旧越前町):玉川(908)
選定理由 その他地質学的に貴重な地点
区   分 B(県レベルで重要なもの)
解   説  越前町の海岸には高位,中位,低位の海成段丘が発達する.これらは福井県内のみならず,本邦でも最もよく発達する段丘として有名である.段丘の認定は平坦面などの地形に基づいてなされており,堆積物はあまり注目されない.堆積物が露出する露頭があまり存在しないためであるが,玉川の旧国道沿いには大きな段丘堆積物の露頭が存在する.円礫を主体とする地層である.この地域ではもっとも大きい露頭であり,今後の研究に重要である.
保護の現状
 と留意点
 露頭の新鮮さが失われつつあるが,やむを得ない.





(C) 福井県自然保護課
出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行)