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名 称 |
福井市南部の岩相層序と化石 | ||
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学 名 |
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分 類 1 |
地形地質 | ||
分 類 2 |
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位 置 (2kmメッシュ番号) |
福井市:南江守町,引目屋町(591,592,627,628) | ||
選定理由 |
古生物学的に重要な地点 | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの) | ||
解 説 |
本地域には新生代新第三紀中新世の糸生累層の火山岩部層が発達している.特に,その上部に位置する水成堆積物が兎越山にかけて分布している.地層中には流速が速い水域に堆積した時にできるフレーム(火炎)構造などの堆積構造も存在する.動植物の化石が産出している.動物化石は,貝類,ウニ類,魚類(ニシン科)からなり,これにより化石含有層が海成堆積物であることが明らかにされた.この時代の海成層の存在は西南日本では2 ,3 地点が知られているのみで,本地域は貴重である. | ||
保護の現状 と留意点 |
開発が進んでいるが,露頭の保護に配慮が望まれる.
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(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |