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名 称 |
清水町出村付近の岩相変化と化石 | ||
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学 名 |
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分 類 1 |
地形地質 | ||
分 類 2 |
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位 置 (2kmメッシュ番号) |
清水町:出村(706) | ||
選定理由 |
古生物学的に重要な地点 | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの) | ||
解 説 |
清水町出村を中心とした地域には新生代新第三紀中新世初期の糸生累層上部の糸生湖成層が分布している.特に出村付近は古糸生湖周辺部に位置しているが,湖成層の全体の岩相が発達する.昆虫や植物葉体化石などを産出する大露頭が現れている.植物化石は阿仁合型植物群に類似している.特に昆虫化石については,トンボ類(イトトンボ類,ヤンマ類,トンボ類)が多く含まれ,日本のこの時代のものとしては他に類を見ない重要な産地と言える. | ||
保護の現状 と留意点 |
出村の大露頭は特に中新世の日本の昆虫化石産地及び糸生湖成層の貴重な化石産地である.この地域は開発が進められており,今後とも残すべき露頭である.
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(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |