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名 称 |
黒河川上流域 | ||
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学 名 |
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分 類 1 |
鳥獣の重要な生息地 | ||
分 類 2 |
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位 置 (2kmメッシュ番号) |
敦賀市:(838,839,840,841,870,871,872,873,874) | ||
選定理由 |
猛禽類の多様な地域 | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの) | ||
解 説 |
黒河川は,滋賀県との県境にある三国山(標高876m )と乗鞍岳(標高866m )を源として,敦賀市を北上し笙ノ川と合流して,敦賀湾に流れ出る河川である.山間部を流れるその上流部のほとんどは国有林となっており,過去に何度かの伐採が行なわれている.伐採後,スギなどの植林が行なわれてはいるが,現在は広葉樹との混交林となっている.まだブナ林などの天然林が広く存在しており,多くの鳥類の生息が確認されている.特にタカ目では,サシバ,オオタカ,ハチクマ,ハイタカ,クマタカが記録されている. | ||
保護の現状 と留意点 | 現在,本川の中流域は県の銃猟禁止区域として狩猟が規制されているが,本上流域は対象となっていない.しかし,国有林であるため,入林には営林署の許可が必要である.一部伐採されずに残されたブナ林は観察林として今後とも保存されることとなっている. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |