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名 称 |
ホシガラス | ||
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学 名 |
Nucifraga caryocatactes | ||
分 類 1 |
鳥類 | ||
分 類 2 |
スズメ目カラス科 | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
特定せず | ||
選定理由 |
分布限界種・亜種 | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの)
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解 説 |
種としては,ヨーロッパからロシア,ヒマラヤ,中国を経てカムチャッカ半島,樺太,日本に分布する.日本では,本亜種が北海道,本州,四国に分布するが,繁殖地は局地的である.白山山系が本州での確実な繁殖地の西限にあたり,離れて中国山地北部で繁殖の可能性がある.本県では,大野市の三ノ峰周辺,和泉村平家岳などの石川,岐阜との県境の山々で少数が観察されるが,繁殖はまだ確認されていない.夏期は,亜高山から上のハイマツ林,針葉樹林に生息し,秋・冬期には低山に現れることもある. | ||
保護の現状 と留意点 | 現在,「鳥獣保護法」により本亜種の捕獲,飼養,譲渡などが規制されている.本県においては,生態的な情報の少ない種であるので,繁殖について詳細な調査が必要である.個体数は多くないので,生息環境である針葉樹林の保全が必要であろう. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |