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名 称 |
キベリタテハ | ||
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学 名 |
Nymphalis antiopa asopos | ||
分 類 1 |
昆虫類 | ||
分 類 2 |
チョウ目タテハチョウ科 | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
大野市:小池(38,55),上小池(37,56) | ||
選定理由 |
分布限界種 | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの) | ||
解 説 |
はねの外縁が幅広く黄色に縁とられた美麗種で,北海道,本州に分布する.福井県からは大野市小池からの記録があるのみ.本州では食樹となるダケカンバ,シラカバなどが見られる標高約1500m 以上に生息地がある.かって三ノ峰の約1300m の地点で8 月上旬に成虫を観察したことがあり,この頃が福井県での羽化の時期と考えられる.大野市小池で得られているものは,いずれも越冬のため発生地の三ノ峰の中腹から下りてきたものであろう.本州での南西限の生息地である. | ||
保護の現状 と留意点 |
生息地(発生地)と考えられる三ノ峰一帯は国立公園の特別保護区内で,すでに充分な生息環境の保全がなされている. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |