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名 称 |
ハイイロボクトウ | ||
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学 名 |
Phragmataecia castaneae | ||
分 類 1 |
昆虫類 | ||
分 類 2 |
チョウ目ボクトウガ科 | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
三国町:池見(九頭竜川河川敷(655) | ||
選定理由 |
生態学的に貴重なもの | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの) | ||
解 説 |
全体がうすい灰褐色の地味な種で北海道,本州,四国,九州の平地に分布する.幼虫がヨシを食するため,ヨシの生えた水辺や湿地に生息するが,敦賀市樫曲にある中池見のような広いヨシ原のあるところでも本種は確認されておらず,ヨシのあるところでもかなり限定された環境にのみ生息できるのであろう.三国町池見で7 月に採集されている.九頭竜川下流のヨシ原には広く分布することが予想される. | ||
保護の現状 と留意点 |
確認されている三国町池見一帯の九頭竜川の河川敷は,地元の人により水田として継続的に耕作されている部分もあり,生息環境としては充分とはいえないが,比較的安定した状態にある.現状維持が望まれる. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |