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名 称 |
オガサワラチャイロカミキリ | ||
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学 名 |
Comusia testacea (Gressitt) | ||
分 類 1 |
昆虫類 | ||
分 類 2 |
コウチュウ目カミキリムシ科 | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
三国町:雄島(734) | ||
選定理由 |
分布限界種 | ||
区 分 |
A(全国レベルで重要、または県レベルで特に重要なもの) | ||
解 説 |
南西諸島(石垣島,沖縄本島,奄美大島),九州(屋久島,佐多岬),対馬,冠島,小笠原で記録されている.福井県下では雄島で採集されているのみであるが,石川県での記録は無い.南方系の種類で暖流に乗り島嶼に限られたような分布をしていると考えられる.海洋性で定着することが示唆されているため,若狭や越前地方の海岸線を捜すと採集される可能性が高いと考えられる.マルバヤブニッケイ,ホソバタブが寄主植物として知られていて,衰弱木や枯死枝の調査が重要である. | ||
保護の現状 と留意点 |
海岸林の構成樹種であるホソバタブやマルバヤブニッケイの維持管理が重要である. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |