| |||
| |||
名 称 |
ムナコブハナカミキリ | ||
---|---|---|---|
学 名 |
Xenophyrama purpureum Bates | ||
分 類 1 |
昆虫類 | ||
分 類 2 |
コウチュウ目カミキリムシ科 | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
南越前町(旧今庄町):板取(木ノ芽峠)(725) | ||
選定理由 |
希少種 | ||
区 分 |
A(全国レベルで重要、または県レベルで特に重要なもの) | ||
解 説 |
九州,鳥取県,近畿(兵庫県,京都府,滋賀県,三重県)地区のヤブツバキ帯上部からブナ帯に分布しているが,分布様式は局所的である.福井県から北には,分布が確認されていない.生態が未解明な種の一つであることも,採集例の少なさとして現れている.現在の採集方法は,下方から吹き上げてくる風に乗ってくるものを採集する手段が採られている.多数採集できた場所でも,2 ,3 年で採集不能になることもある.古い形態をもつカミキリの一種なため,採集方法を工夫してみることも良いかも知れない. | ||
保護の現状 と留意点 |
寄生植物が特定されておらず,先ず,その特定が必要である. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |