| 殻高3.5mm、殻径5.5mm、螺層4層。陸貝の中でも極めて薄質でもろい微小種 |
| 。光沢のある淡黄色の殻は螺塔が高く、体層が球状に膨らみ殻高の2/3を占 |
| める円錐形。体層の周縁には弱い角があるのが特徴である。縫合は深く臍孔 |
| は閉じる。軟体部は背部が灰白色。県内では前種同様海岸近くの丘陵地から |
| 低山地に普通に生息している。第1回調査で本種として報告した中で、金津町 |
| の細呂木、丸岡町の山竹田、福井市の足羽山、高須、永平寺町の法寺岡、美 |
| 山町の市波、武生市の村国山、南条町の杣山、小浜市の神宮寺、名田庄村の |
| 上条、小和田のものは本種であるが、これらの地以外のものは、精査の結果マ |
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