福井県みどりのデータバンク動物目録(陸産貝類)

中腹足目
13  ヤママメタニシ イツマデガイ科
Blanfordia integra

環境省RDBカテゴリー: 絶滅危惧U類(VU)
福井県RDBカテゴリー: 県域絶滅危惧U類 
分布
本州(主として島根県〜秋田県の日本海側)
解説
 殻高5.5mm、殻径3.2mm、螺層5層。前種のヒメオカマメタニシに酷似するが、
殻は薄く小型で灰褐色。螺塔が細長く、体層が著しく膨れた円錐形卵型。口唇
が薄いが黒褐色となり広がる。蓋はオオムガイ状小旋型。軟体は薄い茶褐色。
県内では文献記載として、和泉村朝日があり、第1回調査では3地点で生息が
確認できたが、第2回調査では一ヶ所のみである。武生市大虫の鬼ケ岳の産
地は荒れていて生息が確認できなかった。              
14 / 109 ページ
<<最初のページへ  <前のページへ  >リストに戻る  次のページへ>  最後のページへ>>

出典「福井県の両生・爬虫類・陸産貝類目録」(1998年3月 福井県県民生活部自然保護課)
出典「福井県レッドデータブック(動物編)」(2002年3月 福井県福祉環境部自然保護課発行)