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●種の特性
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河川の水のきれいな上・中流域のれき下に潜み,夜間または濁水時に出て水生昆虫類を食べる.
産卵期は5 〜6 月で,瀬の石の下に100 〜200 個の卵を塊状に産着する.
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●生息状況
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アカザ属は日本では本種のみで,本州(太平洋側では富士川以西,日本海側では雄物川以南),四国及び九州に分布する.
本県では,主要河川の上・中流域にごく普通に生息していたが,現在では生息数が激減している.
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●存続を脅かす要因
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ダム,砂防堰堤,護岸工事,水質汚濁などで本種の生息環境が悪化し,生息数が減少したものと思われる.
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●参考文献
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福井県.1998 .福井県の陸水生物.203pp .福井県.
宮地伝三郎・川那部浩哉・水野信彦.1976 .原色日本淡水魚類検索図鑑.462pp .保育社,大阪. 中村守純.1984 .原色淡水魚類検索図鑑.262pp .北陸館,東京.
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