【内容の構成】
テーマの構成ができあがったら、次に、パートナーのネットワークや
専門的資料を利用して、それぞれの指標のためのデータを収集します。
文献目録や情報源情報、インターネットは、データの所在や入手方法を
知るための有用なツールです。
各指標ごとに、ファクトシートとして、
データ源、質、対象範囲、参考情報、データ値、参考指標の値、
グラフなどを紙、または電子媒体上に書き留めます。
いろいろな機関が開発した指標算出書はデータ加工に有用です。
共通単位を用いて、D/P指標(一人あたり排出量など)や、
S/Iおよび R指標(下水処理人口など)の値を求めます。
また、GISソフトや統計ソフトを用いて、マップ、流れ図、時系列、予測図
などを作成します。
チームや専門家の協力を得ながら、環境レポートの各章を編集しましょう。
それは、そのあと作成するWeb文書の原本となります(p.24)。
それぞれの章は、普通次のものを含みます。
- 問題の集約的かつ明確な概観(良/悪、向上/悪化、理由)。
可能であれば、カラーまたはシンボルマークを用いた質的評価。
- D,P,S,I,Rの記述。指標の解説、値、事例、写真、
および個々の指標について詳説したページへのリンク。
- レポートの他の関連分野および参考情報へのリンク。
必要な見直し、チェックが終われば、環境レポートは、
画像デザインおよびWeb文書への変換作業に向けて、
準備が整ったことになります。
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◆DPSIR指標のデータ
| D/P | S/I | R |
統計 |
□ |
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□ |
モニタリング |
・ |
□ |
・ |
施策 |
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・ |
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◆参考指標
国内(国際)目標 |
科学的閾値 |
歴史的価値 |
国内(国際)平均 |
◆一般的な単位
◆ビジュアルな評価
プラストレンド |  |
ニュートラルトレンド |  |
マイナストレンド |  |
Nordic Council 97, EEA98 での使用例
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