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福井県RDBカテゴリー: 要注目
福井県のすぐれた自然  |
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全長13cm〜15cm内外、体色は黒褐色、四肢が太く短く頑丈そうに見える。雄は |
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尾びれが発達し、総排出口がふくらんでいる。幼生の尾びれははばひろで、前肢の |
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付着位置の背面から出ているのが、他のサンショウウオと著しく異なる。産卵期は、 |
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5〜6月頃の雪解けと同時に行われ、標高よってその時期に若干の差がある。本種 |
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は本州東北部から中部地方にかけて分布するHynobius属を代表するサンショウウ |
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オであり、本県はその分布の南限となっている。本県では、最近まで標高1,000m以 |
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下の地点では分布が確認されていなかったが、第2回調査の結果、新たに部子山 |
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山麓の標高400m及び650mの地点での生息が確認されている。 |
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