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名 称 |
武生市中居の時水 | ||
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学 名 |
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分 類 1 |
地形地質 | ||
分 類 2 |
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位 置 (2kmメッシュ番号) |
武生市:中居(524) | ||
選定理由 |
その他地質学的に貴重な地点 | ||
区 分 |
A(全国レベルで重要、または県レベルで特に重要なもの) | ||
解 説 |
武生市東部の大平山を構成する花崗閃緑岩とその上にルーフペンダント状に乗っている緑色岩,石灰岩等の境界から流れ出る清水であるが,興味深いことに,周期的に水量が変化する.案内板によれば,1 日に18 ないし25 回の周期である.観察中にも1 時間の間に水位が5 pほど変動した.かつては中居の集落から水位変化を遠隔観察していた.周期的水位変化は間欠泉の特徴であるが,ここでのメカニズムは不明である.たいへん貴重な自然現象であり,福井県からも名勝に指定されている.現在は武生市中居から登山道が整備され,道に迷うことはない.また,湧水の出口には簡単な案内板が立てられている. | ||
保護の現状 と留意点 |
福井県の文化財指定を受けているが,必ずしも良好な条件にあるとは言えない.今後も人為的に時水を壊さないことが必要である.
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(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |