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名 称 |
カヤクグリ | ||
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学 名 |
Prunella rubida | ||
分 類 1 |
鳥類 | ||
分 類 2 |
スズメ目イワヒバリ科 | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
特定せず | ||
選定理由 |
保護上重要な種・亜種 | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの)
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解 説 |
種としては,日本と南千島に分布する.日本では,本亜種が本州,四国に分布する.本州では,白山山系が連続した繁殖地の西限にあたり,離れて中国山地北部と紀伊半島に孤立した繁殖地がある.また,主に亜高山帯に分布するために,繁殖個体群が孤立・分断している傾向がある.本県では,白山山系の三ノ峰周辺と能郷白山で少数が繁殖しており,一部が鯖江市,越廼村などで越冬している.夏期は,主に亜高山帯のハイマツ林や沢沿いの薮などに生息し,冬期は主に低山帯の低木林などで見られる. | ||
保護の現状 と留意点 | 現在,「鳥獣保護法」により本亜種の捕獲,飼養,譲渡などが規制されている.本県においては,生態的な情報の少ない種であり,詳細な調査が必要である.限られた亜高山帯に生息するので,環境の改変などに影響されやすい.登山者などにより営巣場所が撹乱されないように注意が必要である. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) 出典「福井県レッドデータブック(動物編)」(2002年3月 福井県福祉環境部自然保護課発行) |