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名 称 |
キュウシュウチビトラカミキリ | ||
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学 名 |
Perissus kiusiuensis kiusiuensis Ohbayashi | ||
分 類 1 |
昆虫類 | ||
分 類 2 |
コウチュウ目カミキリムシ科 | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
若狭町(旧三方町):御神島(1015,1016),美浜町:水晶浜(918),小浜市:鬼ヶ谷(1036,1037),下根来(1036,1037),高浜町:音海(1156) | ||
選定理由 |
希少種、分布限界種、生態学的に貴重なもの | ||
区 分 |
A(全国レベルで重要、または県レベルで特に重要なもの) | ||
解 説 |
本州(愛知,岐阜,和歌山,山口),四国,九州,島嶼(隠岐,対馬,奄美,屋久,伊豆)に分布する.福井県下では高浜町,小浜市,三方町,美浜町で記録されている.これは北限の記録であろう.広葉樹林の叩き網や昆虫相調査のトラップに入ってきた.本州西南部での記録が多いが,多少北へ分布を広げたかも知れない.海岸線より2.5km ,標高150m の内部地点まで進入してきた. | ||
保護の現状 と留意点 |
寄主植物はシイ類や海岸地帯の植物が主で,内陸深くへは進入していないと考えている.分布様式から考えると海岸地域が分布拡大の先端地であろう.シイ林の維持が必要と考える. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |