福井県みどりのデータバンク
動物目録(陸産貝類)
柄眼目
30
ウスベニギセル
キセルガイ科
Tyrannophaedusa aurantiaca aurantiaca
分布
本州(中部地方西部〜近畿)、四国(東部)、淡路島
解説
殻高15mm、殻径3mm、螺層10層の小型種。殻が薄紅色〜赤褐色のやや腹
太い紡錘形。軟体部は淡橙褐色で触角は暗黒色。後述のエリベリギセルと腔
襞は似ているが、螺状板と下軸板とともに殻口の唇縁に現れる。県内では嶺南
地方のやや乾いた落葉の堆積中に生息する。自然史博物館に勝山市五所ケ
原産が標本としてある。要調査種。
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出典「福井県の両生・爬虫類・陸産貝類目録」(1998年3月 福井県県民生活部自然保護課)