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●種の特性
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殻高6mm ,殻径4mm ,巻数6 回の殻は,円錐形卵型で光沢のある黄褐色.殻頂部は鋭い.体層が膨らみ周縁には弱い角がある.硬質堅固.
蓋は薄質,卵形で淡黄褐色で小旋型.
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●生息状況
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本州,九州や奄美以南の海岸の打ち上げ物や,波しぶきのかかる海岸線上部の灌木林のレキ間や洞窟の入口等に生息する.県内では,越前町四ケ浦産の標本が,残されているが,生息は確認できていない.対馬暖流の影響下にあるとはいえ生息環境とは考えにくい.
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●存続を脅かす要因
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海岸線の埋め立てや海岸部の道路建設などによる生息地の直接的改変が主な要因である.
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●参考文献
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窪田彦左衛門.1962 .福井市立郷土博物館所蔵 貝類標本目録.242pp .福井市立郷土博物館.
福井県.1998 .福井県の両生類・爬虫類・陸産貝類目録.141pp .福井県.
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