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| 本州、四国、九州、隠岐島、見島、壱岐、対馬、朝鮮、中国東部、台湾 |
| 前回の1985年の調査結果によれば、県内発見は４例にすぎなかったが |
| 、1996年10月に日野川水系の福井市北堀町のワンドでのカニ籠トラップ |
| で２箇所調査した結果、クサガメ18個体、ミシシッピ−アカミミガメ14個体 |
| 、イシガメ４個体を捕獲した。さらに上流の、鯖江市石田橋での調査でも1 |
| 997年10月に日野川水系でも２例のクサガメガ・１例のアカミミガメの生息 |
| が確認された。また、支流の浅水川水系の鯖江市吉江町でも1997年9月 |
| に生息が確認された。今回の調査でアカミミガメ同様、九頭竜川下流部 |
| から日野川、浅水川へと繁殖が殖が拡大していることがわかった。なお、 |
| 本種はイシガメより水質 汚染に強く、今後、市街地を流れる下流域にま |
| すます生息が拡大すると予想される。さらにクサガメより水質汚濁に強い |
| ミシシピ−アカミミガメが吉野瀬川に生息していることから、この種の生息 |
| も予想される。 背甲には中央に一本、左右に二本の隆起が走り、背甲 |
| 後縁はほぼ滑らかである。若い個体では、背甲の甲板間に黄色い線が入 |
| り、頭や首の側面から頸部にかけて黄色い不規則な模様がある。雄は雌 |
| より小型で成長すると黒化する。雌は黒化することはない。淡水性、遊泳 |
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出典「福井県の両生・爬虫類・陸産貝類目録」（1998年3月 福井県県民生活部自然保護課）
出典「福井県の両生・爬虫類・陸産及び淡水産貝類目録」（1985年3月 福井県自然保護課）
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