表題 |
福井県朝日町より第四紀火山灰の発見とその意義 |
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著者名 |
安野敏勝 |
掲載巻 |
Ciconia Vol.9 |
発表年 |
2000 |
分類 |
地形地質 |
要約 | 福井県丹生山地中央部には,第四紀層が段丘を形成して広く分布しており,これは最近の研究によると堆積物の特徴や段丘面の形態などからD1段丘,D2段丘,D3段丘およびD4段丘に区分されている.今回,朝日町小倉の道路工事に伴い出現した露頭で,D1段丘面を覆って分布する 火山灰層発見した.また,古流向についても若干の新知見を得ることができたが,その結果新たな検討課題も生じてきた.近い将来,この露頭が観察できなくなる恐れがあるため,現在調査を始めたばかりであるが,とりあえず得られた観察結果について報告する。 |