「ダイオキシン類対策特別措置法」に基づき特定施設設置者が実施した測定の結果(平成30年度)

「ダイオキシン類対策特別措置法」に基づき、ダイオキシン類の排出基準が適用される廃棄物焼却炉等の特定施設の設置者には、排出ガス等についてダイオキシン類を年1回以上測定し、その結果を県に報告することが義務付けられています。

平成30年度中に測定を実施したものについて、結果を取りまとめましたので、お知らせします。

１　特定施設数（表−１）

　平成31年3月31日現在の特定施設数は、

・大気基準適用施設数は91施設、

・水質基準適用事業場数は15事業場です。

　このうち、測定の義務があるものは、

・大気基準適用施設(91施設)では、１年以上休止中の14施設および平成30年度中に休止した1施設を除く76施設となっています。

・水質基準適用事業場(15事業場)では、排出水がないまたは下水道へ排出する10事業場および１年以上休止中の3事業所を除く2事業場となっています。

２　測定結果の報告状況および排出基準の適合状況（表−２）

(1) 大気基準適用施設

�@排出ガス

・測定義務のある76施設のうち75施設（1施設は故障停止）から報告がありました。

・このうち1施設で排出基準を超過したとの報告を受けました。

・当該施設については、改善を指導し、改善後の再測定により排出基準に適合していることを確認しました。

�A燃え殻およびばいじん

・燃え殻については、測定義務のある53施設のうち52施設（1施設は故障停止）、ばいじんについては、測定義務のある43施設のうち41施設（1施設は故障停止、1施設は測定不能）から報告がありました。

・報告のあったすべての施設で処理基準に適合またはセメント固化等により適正に処理されていました。

(2) 水質基準適用事業場

・測定義務のある2事業場から報告があり、すべての事業場で排出基準を下回っていました。

測定結果の一覧表

大気関係	廃棄物焼却炉	表−３(1) [PDF:234KB]
	産業系施設	表−３(2) [PDF:68KB]
水質関係		表−３(3) [PDF:107KB]

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表−１　大気基準適用施設数および水質基準適用事業場数

表−２　測定結果の報告状況および排出基準の適合状況

(1) 大気基準適用施設

【参考】

○排出基準（排出ガス）

○処理基準（燃え殻・ばいじん）

(2) 水質基準適用事業場

【参考】

○排出基準（排出水）