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身のまわりの川や海・湖、大気、自然、ごみ、地域の様子などの環境分野をテーマに調査します。(3)福井県地域環境ジュニアパトロール
 夏休み期間中、身近な環境をテーマに調査活動を行う小・中学生グループを毎年20グループ募集し、活動結果を活動報告集として発行するほか、報告会を開催しています。
 ここでは、平成11年度活動報告書から、活動の一部を紹介します。

募集内容は第2部活用しよう(資料編)を見てください。


地域の野鳥の観察バードウオッチング(福井市宝永小)
 前の年の報告会で、ツバメの巣の数を調査したとの発表を聞き、宝永地区やそのまわりにはどんな鳥がいるか、また、地域の環境はどうなのかを調べることにしました。
鳥のイラスト
Aスズメのお宿はチュウリップツリー
[1]福井駅前でのスズメの観察
 集まる時間:4:30〜5:00ごろ
 集まる数 :1945羽
[2]たくさん集まる木
 大きく広がっている木、ビルにはさまれた所
カラスが近寄らないので、安全な場所として集団で移動すると考えられ、東京などの都市によく見られる。[3]集まってくる理由
 駅前のように、たくさんの人が
 行き来するところに集まってくる。
[4]グループの結論
 都会に見られる現象が福井にも見られるということは、福井でも水田などが減って、すずめにとって住みにくい環境になりつつあるのではないか。

B野鳥での環境調査
[1]インターネットで検索
[2]足羽山でバードウォッチング
 観察された:ツバメ、コゲラ、メジロ
 鳴き声を聞いた:キジバト、シジュウカラ、イカル、ヒヨドリ、ムクドリ
[3]宝永地区でバードウォッチングと巣箱づくり


ごみ処理の様子とダイオキシンに対する意識かがやけ口名田ジュニア隊(小浜市口名田小)
 前の年のクリーン作戦でごみがたくさんあったことや、地区内にクリーンセンターができることなどからテーマを決めた。
谷田部と相生地区の場所のイラスト
Aごみ処理の仕方などについてアンケート
 クリーンセンターができる矢田部地区の人の方が、分別等に対する意識が高かった。
 ダイオキシンについてはほとんどの人が心を持っていた。

Bクリーンセンターについて市役所へのインタビュー
 自然を守る工夫:
ろか式集塵機
活性炭吸着装置
有害なガス以外のよくない物を取り除く
有害ガス除去装置 有害なガスを取り除く


学校周辺の環境について考えるグリーンレスキュー隊(県立盲学校)
 キジの鳴き声が聞こえる自然豊かな学校の周りを調べることによって、自然とは何かについて考えたいと思った。

興味を持った木について、インターネットで調べ、デジカメで記録
[1]シラカバ
 寒い場所で育ち、福井県が南限。
 日当たりのよいやせた土地に育ち、風や公害・害虫に弱い。環境汚染を測る木。
 昔は薪材に使われたし、パルプの原料にもなる。花粉は豚の鼻みたいな形。
[2]メタセコイヤ
 生きた化石と呼ばれ、石炭の原木。
 50年前に中国から日本へ100本贈られ、挿し木で全国に広がる。
[3]ドングリ
 拾ってドングリ銀行に送った。ドングリを集めてポイントを貯めると苗木が送られてくる。ドングリの種類によってポイントが違うことに驚いた。
[4]ノースロップの森
 森の中に孵化したばかりの卵。鳥が安心して子育てできる環境に感心。


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