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自然界との調和のイラスト
(5)世界環境保全戦略(1980年)
 1980年になるとIUCN(国際自然保護連合)が、UNEP(国連環境計画)、WWF(世界自然保護基金)と共同で次のような世界環境保全戦略(World  Conservation Strategy)を発表しました。

「人間が自然界と調和しつつ幸せに生き延びていくためには、人間だけでなく、植物と動物を含めた新しい倫理が人間社会に要求される。環境教育の任務は、この新しい倫理に適応する心構えと態度を育み強化することである。」

 また、この戦略の中で開発と保全は表裏一体であり、「持続可能な開発(sustainable development)」がその裏付けになるという考え方が、初めて国際的に提起されました。


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