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第4節 嶺南ブロック

1 生活用水

(1)水需要の見通し
 このブロックは原子力発電所の立地や観光関係などのサービス業の発展などにより昭和55年から人口が増えてきましたが、今後も増加傾向は続くものの伸び率は低下すると見込まれるため、平成22年の人口は平成7年に比べ1.0%増の153,900人になると見込みました。
 平成22年に家庭用水の年間需要量は、水道普及率を平成7年の94.7%から平成22年には99%になると見込んだことにより、平成7年に比べ8.7%増の14,535千m3と見込まれます。
 平成22年の都市活動用水の年間需要量は、この地域が関西圏や中部圏に近く、豊富に集積した観光資源を活かした広域的観光圏が整備され、交流人口の増加等による水需要の増加要因により、平成7年比べ94.8%増の13,890千m3と見込まれます。
 このため、平成22年の生活用水の年間需要量は平成7年に比べ38.6%増の28,425千m3が見込まれます。
 平成22年の1日最大需要量は、平成7年に比べ31.5%増の日量121,681m3となる見込みです。

平成22年の1日最大需要量 121,681m3/日

表47 生活用水関連指標の推移

区分\年度 昭和55年 平成7年 平成22年 7/55 22/7
総人口 148,666人 152,389人 153,900人 102.5% 101.0%
給水人口 117,295人 144,346人 152,400人 123.1% 105.6%
水道普及率 78.9% 94.7% 99.0% 120.0% 104.5%
生活用水需要量 11,209千m3/年 20,503千m3/年 28,425千m3/年 182.9% 138.6%

家庭用水 7,415千m3/年 13,372千m3/年 14,535千m3/年 180.3% 108.7%
都市活動用水 3,794千m3/年 7,131千m3/年 13,890千m3/年 188.0% 194.8%
家庭用水の1人1日当り使用量 173.2l/日 253.8l/日 261.3l/日 146.5% 103.0%
1日最大需要量 51,255m3/日 90,446m3/日 121,681m3/日 176.5% 134.5%


(2)水供給の見通し
 平成22年時点における供給量見込みは、次のとおりです。
ア既存施設の供給能力
 平成7年度末時点の水道事業の供給能力は、日量99,100m3です。
 水源は地下水が主体です。
イ新規ダムの供給能力
河内川ダム 日量 14,460m3
大津呂ダム 日量 320m3
日量 14,780m3
ウその他
 市町村における既存の水道事業計画や今後の見込みに基づき推計すると、日量13,000m3の開発が見込まれますが、水源は地下水の開発によるものです。

表48 生活用水の供給見通し[給水量ベース] (単位:m3/日)
平成22年の供給量見込み
既存施設の供給能力 新規ダムの供給能力 その他の新規開発見込量
99,100 14,780 〜13,000


(3)水需給の見通し
 このブロックでは、給水人口の伸びや1人当り需要量の増加により給水量の増加が見込まれますが、新たなダムと地下水の開発により平成22年時点の供給量は需要量を上回る見込みです。
 しかし、海岸部や半島部などでは表流水に依存している小規模水道が多いため、夏季の観光シーズンに水量不足になりやすく、地域の特性に合った水源開発を検討していく必要があります。

表49 生活用水の需給見通し[給水量ベース]
(1)需要[1日最大需要量]
平成22年の需要量見込み
121,681

(2)供給 (単位:m3/日)
平成22年の供給量見込み
既存施設の供給能力 新規ダムの供給能力 その他の新規開発見込書
99,100 14,780 〜13,000


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