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2 工業用水

(1)水需要の見通し
 このブロックは、本県産業の振興を担う中核地域であり、産業構造の高度化や新たな産業分野への進出に対する支援を図るとともに、交通網の整備された魅力ある産業立地環境を整備することにより、平成22年の工業出荷額は平成7年に比べ48.9%増の13,760億円と見込みました。
 平成22年の工業用水の年間使用量は、生活関連型産業においては減少傾向で推移するものの、テクノポート福井をはじめとする立地企業の全面操業や設備投資などの増加要因もあるため、ブロック全体では平成7年に比べ13.4%増の76,008千m3になると見込まれます。
 また、工業用水の補給量(使用量から回収率を除いたもの)は、回収率が今後も上がると見込んだため、平成7年に比べ3.9%の増加が見込まれます。このため、年間では47,466千m3、1日当りでは202,848m3が見込まれます。

平成22年の1日当り補給量見込み 202,848千m3/日

表23 工業用水関連指標の推移

区分\年度 昭和55年 平成7年 平成22年 7/55 22/7
工業出荷額 4,346億円 9,238億円 13,760億円 212.6% 148.9%
工業用水使用量 72,669千m3/年 67,039千m3/年 76,008千m3/年 92.3% 113.4%

回収量 16,571千m3/年 21,369千m3/年 28,542千m3/年 129.0% 133.6%
補給量 56,098千m3/年 45,670千m3/年 47,466千m3/年 81.4% 103.9%
1日当たり補給量 239,736m3/日 195,171m3/日 202,848m3/日 81.4% 103.9%
回収率 22.8% 31.9% 37.6% 139.9% 117.8%
使用量原単位 71.5m3/日/億円 31.0m3/日/億円 23.6m3/日/億円 43.4% 76.1%


(2)水供給の見通し
 平成22年時点における供給量見込みは、次の通りです。
ア既存施設の供給能力
 今後新規の水源開発を要しないで供給できる平成7年時点の最大量を工業統計に基づき推計すると、日量210,300m3です。この中には、既存の工業用水道と地下水の供給余力を含めています。地下水については、過去の実績から現在沈静化している地盤沈下が再発しない範囲での最大量を見込んでいます。
イ 新規ダムの供給能力
 平成22年までに完成するダム開発計画はありません。

表24 工業用水の供給見通し[給水量ベース] (単位:m3/日)
平成22年の供給量見込み
既存施設の供給能力 新規ダムの供給能力
210,300 0


(3)水需給の見通し
 平成22年では、供給が需要を上回る見通しです。
 長期的にみると、地下水の利用規制地区や地質的に地下水が利用できない地区などの水源対策として、地下水以外の水源を確保する必要があり、ダムによる水源開発等を進める必要があります。

表25 工業用水の需給見通し[給水量ベース]
(1)需要
平成22年の需要量見込み
202,848

(2)供給 (単位:m3/日)
平成22年の供給量見込み
既存施設の供給能力 新規ダムの供給能力
210,300 0


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