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第2節 工業用水

1 水需要の見通し

〔工業出荷額の見込み〕
・平成22年の工業出荷額、県新長期構想の基本フレームにより3兆1,580億円(平成2年価格)としました。

〔使用量原単位の見込み〕
・使用量原単位は、実質ベースで見た工業出荷額1億円当たりの生産に必要な水の量を表したものです。
・高度成長期には、省用水型機械の開発が進み大幅な減少を見せてきましたが、ここ数年は減少傾向が純化しており、今後もこの傾向は続くと見込まれます。

〔回収率の見込み〕
・工業用水として使われている水のうち、約60%は冷却用や温度調整用として行われており、再利用が比較的容易なため循環して利用されています。
・生活関連型産業での回収率が上昇する要素を考慮して、全体としては回収率が上昇するものと見込んでいます。

〔工業用水の補給量の見込み〕
・工業用水の需要量は、使用量から回収量を差し引いた補給量を需要量としてとらえています。
・平成22年の年間補給量は、平成7年に比べ1.4%増の125,964千m3になると見込まれます。
・平成22年の1日当たりの補給量は、538,306m3と見込まれます。

平成22年の1日当たり補給量 538,306m3/日

表11 工業用水関連指標の推移

区分\年度 昭和55年 平成7年 平成22年 7/55 22/7
工業出荷額 10,911億円 21,560億円 31,580億円 197.6% 146.5%
工業用水使用量 254,601千m3/年 255,774千m3/年 277,873千m3/年 100.5% 108.6%

回収量 110,396千m3/年 131,503千m3/年 151,909千m3/年 119.1% 115.5%
補給量 144,205千m3/年 124,271千m3/年 125,964千m3/年 86.2% 101.4%
1日当たり補給量 616,262m3/日 531,072m3/日 538,306m3/日 86.2% 101.4%
回収率 43.4% 51.4% 54.7% 114.2% 106.3%

基礎素材型 65.8% 70.6% 71.1% 107.2% 100.8%
加工組立型 65.0% 57.7% 62.7% 88.2% 108.8%
生活関連型 12.9% 18.8% 26.1% 145.7% 138.7%
使用量原単位 99.7m3/日/億円 50.7m3/日/億円 37.6m3/日/億円 50.8% 74.2%

基礎素材型 274.8m3/日/億円 124.3m3/日/億円 81.7m3/日/億円 45.2% 65.7%
加工組立型 26.6m3/日/億円 9.9m3/日/億円 7.9m3/日/億円 37.2% 79.8%
生活関連型 67.7m3/日/億円 43.3m3/日/億円 37.8m3/日/億円 64.0% 82.7%

(注)
(1)工業出荷額は、工業統計や県新長期構想の数値を総合卸売物価指数(日本銀行調査統計局)により平成2年価格に換算した金額。
(2)回収率、使用量等は、30人未満の事業所を含む全事業所の推計数。
(3)産業中分類による業種区分
基礎素材型…化学、石油、石炭、窯業・土石、鉄鋼、非鉄金属、金属製品
加工組立型…一般機械、電気機械、輸送機械、精密機械、武器
生活関連型…食料品、繊維、衣服、木材、家具、紙・パルプ、出版、ゴム、なめし皮、その他製造業
(4)日量から年量に換算する場合は、操業日数として234日を乗じて求めた。



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