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〔4〕地下水の概要

 地下水の主な帯水層である沖積・洪積層は、本県の福井平野、大野・勝山盆地、武生盆地、敦賀平野、小浜平野等に分布し、これらの平野部を中心に地下水の利用が行なわれています。
 地下水は、一般に温度がほぼ一定で水質が良いこと、採取が容易で経費が安いことなど秀でた特質を持った水資源であり、本県でも古くから生活用水を主体に利用されてきました。また、高度経済成長期には工業用水を中心に使用量が急増し、こうした大量の地下水利用は、海岸部の塩水侵入、沖積低地での地盤沈下等の地下水障害を招きました。その後、地下水の揚水を規制する種々の対策が講じられた結果、地盤沈下に関しては沈静化しています。
 昭和58年以降の各用途の地下水揚水量の推移をみると、生活用水は福井・坂井地域が減少傾向を示すものの、他地域がわずかに増加傾向にあり、全県で横ばいからやや増加傾向で推移しています。
 工業用水の地下水揚水量は、平成4年にいったん増加傾向を示したのを除けば、昭和58年以降減少傾向を示しています。
 消雪用水の昭和62年以降の地下水揚水量は、年により積雪量に左右されますが、施設整備の進捗に応じ増加傾向にあるとみられます。
 圏域別の揚水量では、福井・坂井ブロックが最も多く、次いで南越ブロック、嶺南ブロックの順となっています。最も多い福井・坂井ブロックで約9千万m3です。
 総地下水揚水量は、昭和62年以降では概ね年間2億1千万m3前後で推移しています。


圏域別地下水揚水量


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