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嶺南山地ゾーン

位置図 ゾーン区域図 ゾーンの断面・平面特性
 500〜1,000m級の山々が地域のふちどりとなり、山間部の河岸や狭小な平坦地を利用して農山村集落が形成されています。

断面特性図 平面特性図


主な景観資源 景観特性
自然景観 地形…野坂岳、八ヶ峰
水系…笙の川、耳川、北川、南川
植生
(天然記念物)ヤマモミジ
 谷間を流れる河川と周辺の木々が、美しい山水景観を形成しています。
 野坂岳や八ヶ峰は、地域のめじるしとなっています
 野坂山地や若丹山地の尾根が、地域のふちどりを形成しています。
歴史景観 旧街道…若狭街道、北陸街道
文化財
(建造物)明通寺本堂、二重塔、神宮寺本堂、仁王門、妙楽寺本堂
(史跡)玄蕃尾城跡、西塚古墳、上ノ塚古墳 中塚古墳、上船塚古墳、下船塚古墳
(名勝)万徳寺庭園
歴史的まちなみ…遠敷と熊川の宿場町
 畿内との交流により街道が発達し、その周辺には文化財が数多く残っています。
 旧街道沿いには歴史的まちなみが残っています。
まち・
集落景観
農山村集落  緑に包まれた農山村集落の景観がみられます。
施設景観 交通施設…国道8号、27号、161号、162号、303号、367号  谷間に主要な交通景観軸を形成しています。


ゾーンの将来像:山と歴史を生かした景観
 森林や名水等の優れた自然景観、歴史的まちなみや街道等の歴史景観を生かした景観を生み、育てます。

方針1、歴史が偲ばれる道路景観の整備
 国道303号の歴史的景観資源を結ぶ道路やその沿道では、並木の植栽や一里塚の復元、熊川宿に代表される歴史的まちなみの維持・継承などにより、歴史のおもかげが偲ばれる道路景観の整備を図りますれ。

方針2、山村集落景観の継承
 急峻な山すそに点在し、豊かな自然の中で育まれてきた個性ある山村集落では、伝統ある地域の素材や様式を現代の生活に調和させて、維持・継承を図ります。

方針3、山と清流を生かした景観の形成
 地域住民に親しまれている瓜割の滝等の美しい渓谷や滝、および八ヶ峰のブナ林等の自然景観の保全を図り、北川、南川等の上流部では、河川生態系や現在緑地の保全に配慮しながら、緑道の整備や護岸等の修景を行い、親水性豊かな河川景観の整備を図ります。

《将来方針図》
嶺南山地ゾーン

豊かな緑を取り入れた頭巾山青少年旅行村 豊かな自然とふれあえる八ヶ峰自然休養村 名水歴史公園として親しまれている瓜割の滝
茅葺き屋根の形態を継承している上中町の集落 生け垣が統一された集落景観 歴史的まちなみと調和した鯖街道文化資料館


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