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南条・越前中央山地ゾーン

位置図 ゾーン区域図 ゾーンの断面・平面特性
 500〜1,000mの山々が地域のふちどりとなり、谷間の河岸や狭小な平坦地を利用して農山村集落が形成されています。

断面特性図 平面特性図


主な景観資源 景観特性
自然景観 地形…柚山、剣ヶ岳、飯降山、部子山
水系…足羽川、日野川
 谷間を流れる河川と周辺の木々が、美しい山水景観を形成しています。
 部子山等は、地域のめじるしとなっています。
 南条山地や越前中央山地の尾根が、地域のふちどりを形成しています。
 足羽川と日野川が、主要な河川景観軸を形成しています。
歴史景観 旧街道…北陸街道、美濃街道
文化財
(建造物)須波阿須疑神社本殿、堀口家住宅
(史跡)柚山城跡
(名勝)梅田氏庭園、伊藤氏庭園
歴史的まちなみ…大本の山間の農村集落、今庄と板取の宿場町
 宿場町等の歴史的まちなみや田楽能舞等の伝統行事が残っています。
まち・
集落景観
農山村集落  緑に包まれた農山村集落の景観がみられます。
施設景観 交通施設…JR北陸線 JR越美北線、北陸自動車道、国道8号、158号、365号、417号  谷間の河川沿いに主要な交通景観軸を形成しています。


ゾーンの将来像:歴史と文化を生かした景観
 山並みや渓谷等の優れた自然景観を守るとともに、歴史的まちなみや街道等の歴史景観、豊かな森林資源を生かした景観を生み、育てます。

方針1、歴史を偲ぶ地域の顔の形成
 北陸街道等の旧街道では、板取地区に代表される歴史的まちなみの保存や峠の整備、並木町・一里塚等の復元により、歴史が偲ばれる地域の顔の形成を図ります。

方針2、山並みや谷川の景観が楽しめる道路景観の整備
 地域の主要な生活道路である国道158号や国道365号等では、周辺の景観と調和した屋外広告物の歴史景観、豊かな森林資源を生かした景観を生み、育てます。

方針3、優れた自然を生かしたふれあいの場の整備
 山並みのスカイラインの保全や施設の色彩等に十分把握し、優れた自然景観とふれあう場の整備を図るとともに、日野川、足羽川等の渓谷では、生態系や緑地の保全を図り、親水性豊かな河川景観の整備を図ります。

《将来方針図》
南条・越前中央山地ゾーン

歴史が偲ばれる杣山城跡 緑豊かな田園に囲まれた日野川と北陸自動車道 自然と調和しているリズムの森
足羽川沿いに残されたてる上島用水 親水護岸が整備されている正ツ谷川 継承が図られている宿場町のまちなみ景観


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