丹生台地ゾーン
位置図 ゾーン区域図 ゾーンの断面・平面特性 500m級の山々と台地が地域のふちどりとなり、平坦地には田園と農山村集落が形成されています。
断面特性図 平面特性図
主な景観資源 景観特性 自然景観 地形…越知山
水系…天王川丹生山地の尾根は、地域のふちどりを形成しています。
天王川が地域の河川景観軸を形成しています。
山地が多く、緑豊かな景観を形成しています。歴史景観 文化財
(建造物)大谷寺九重塔、相木家住宅文化財や越前焼などの伝統工芸が残っています。 まち・
集落景観山合や田園の中に市街地や農山村集落が点在
切妻と白壁の家並が残る江波集落役場等の公共建築物が中心にある市街地の景観がみられます。
個性的な建築様式の家屋により、独特の農山村集落景観を形成しています。施設景観 交通施設…国道417号
公園緑地…越前陶芸公園、古墳公園谷間に交通景観軸を形成しています。
ゾーンの将来像:歴史と陶芸を生かした景観 低山地や河川、田園等から構成される自然景観、神社・寺院、古墳等の歴史景観、越前焼に代表される地場産品等を生かした個性ある景観を生み、育てます。
方針1、地場産品等を生かした地域の顔の形成 地域の玄関口となる道路や中心商店街では、剣神社や朝日山古墳群等の歴史景観をイメージする修景や越前焼等の地場産品を素材として活用し、歴史が偲ばれる地域の顔の形成を図ります。
方針2、道路景観のネットワーク整備 国道417号や主要道路においては、山地景観や田園景観との調和に配慮して、地域の特性を取り入れた緑化修景や屋外広告物の設置等を行い、統一性のある道路景観の整備を図ります。
方針3、伝統的集落景観の継承 地域の伝統が感じられる切り妻づくりの家並みや鎮守の森、屋敷林等により、個性的な集落景観が形成されている地区では、伝統ある地域の素材や様式を現代の生活に調和させて、維持・継承を図ります。
《将来方針図》
陶板舗装された県道鯖江織田線 菜の花が一面に広がる田園景観 公園と水辺が調和した滝波ダム 地域と自然と歴史に親しめる古墳公園 陶芸村の中心施設となっている越前陶芸公園 切妻づくりの美しい江波地区の集落景観