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嶺北北部田園ゾーン

位置図 ゾーン区域図 ゾーンの断面・平面特性
 河川沿いに発達した平野に、まとまりをもった田園が広がっており、その中に市街地や農村集落が点在し、台地と山地が地域のふちどりとなっています。

断面特性図 平面特性図


主な景観資源 景観特性
自然景観 地形…刈安山
水系…九頭竜川 竹田川
 刈安山は、地域のめじるしであり、見はらしの場ともなっています。
 九頭竜川や竹田川は、河川景観軸を形成しています。
 加越山地の尾根が、地域のふちどりを形成しています。
歴史景観 旧街道…北陸街道
文化財
(建造物)丸岡城天守
 丸岡城は、地域のめじるしであり、見はらしの場ともなっています。
まち・
集落景観
田園の中に点在する市街地と農村集落  田園内に点在する農村集落は、鎮守の森や屋敷林等の緑が残っています。
 平野部には、まとまりのある田園景観がみられます。
 城や駅が中心にある市街地の景観がみられます。
施設景観 交通施設…JR北陸線・北陸自動車道・国道8号
都市緑地…福井都市緑化植物園
 国道8号等が、主要な交通景観軸を形成しています。


ゾーンの将来像:田園を生かした景観
 無秩序な市街化から田園景観や集落景観を守り、田園と調和した道路景観や河川景観等を生み、育てます。

方針1、田園景観を楽しむ道路景観の整備
 東尋坊から丸岡城、永平寺へ至る観光ルートや国道8号等の広域交通軸では、沿道の緑化やハンの木の保全、休耕田への景観形成作物(菜の花、れんげ草、コスモス等)の植栽などを行い、田園景観を楽しめる道路景観の整備を図ります。

方針2、農村集落景観の継承
 鎮守の森や屋敷林等の緑により、個性的な集落景観が形成されている地区では、伝統ある地域の素材や様式を現代の生活に調和させて、維持・継承を図ります。

方針3、身近な自然とふれあう場の整備
 北潟湖、九頭竜川、竹田川、周辺の低山地等の身近な自然は、生態系の保全に配慮し、環境護岸やレクリェーション施設等の整備を行い、身近な自然とふれあう場の整備を図ります。

《将来方針図》
嶺北北部田園ゾーン

れんげ草が美しい坂井平野の田園景観 坂井平野に残されているハンの木 住民に親しまれている丸岡城天守
修景された河川沿いの歩行者自転車専用道路 身近な自然として親しまれている北潟湖 緑豊かな田園・景観が楽しめる県道森田金津線


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