福井県道路交通騒音対策計画について


1.前 文
 「福井県道路交通騒音対策計画」は、福井県における道路交通騒音に対する対策を実施することにより、より良い生活環境を確保することを目的として、近畿通商産業局、中部運輸局福井陸運支店、近畿地方建設局福井工事事務所、福井県警察本部、福井県、日本道路公団金沢管理局で構成される「福井県道路環境対策連絡会議」において策定されたものです。


2.道路交通の現況
 福井県の主な道路網は、北陸自動車道、国が管理する国道(以下「直轄国道」)の8号・27号・161号、県が管理する国道(以下「補助国道」)、県道、市町村道で形成しています。主な道路種別の市街地平日平均12時間交通量は、北陸自動車道で16,300台、直轄国道で21,200台、補助国道6,500台、県道7,700台程度であり、又、最近の交通量の変化はあまり急激ではありませんが、やはり増加傾向にあります。
(北陸自動車道については全地域交通量)


3.道路交通騒音の現況
 県内の直轄国道のうち、騒音規制区間又は、用途地域が指定されている区間(以下「対象区間」)について、平成7年12月から平成8年6月にかけて適宣騒音の実測調査を実施した。既存データを含めデータの整理をしたところ、直轄国道においては、対象区間39kmのうち、23%にあたる9kmの区間においては、騒音規制法の総理府冷で定める限度(以下「要請限度」)を上回っています。
又、補助国道、県道及び町道の一部で要請限度を上回っている個所があります。


4.総合的な道路交通騒音対策
 対象区間のうち、要請限度を超過する区間について連絡会の場において協議を重ね、関係機関が一致団結して対策を実施することになりました。要請限度を超過する区間の内、沿道が状況等からみて早急に対策を講ずるべき区間につきましては、概ね五箇年間(平成8年度から平成12年度)で夜間要請限度を満足することを目標とし、当面緊急対策として道路構造対策を先行して行い、又、他の対策も各対象区間への対応性を配慮しながら積極的に検討をしています。


5.主な施策
 @緊急対策区間の対策内容一覧表
  (沿道構造対策の内容)
路   線 対策地点名 対  策  概  要
一般国道8号 福井市渕上 高架部のノージョイント化、騒音壁設置、半たわみ性舗装
一般国道8号 鯖江市長泉寺 高架部に遮音壁設置
一般国道8号 武生市行松 高架部に遮音壁設置
一般国道27号 敦賀市岡山 遮音壁設置

  (交通流対策推進)
対 策 の 項 目 対 策 内 容
管制システムの高度化及び調整等による交通円滑化 騒音、(排気ガス)減少に着目した信号制御
ドライバーへの適切な交通情報提供による交通流分散 交通情報提供装置の拡充整備
(VICSへの対応等)

  (道路利用者への協力要請)
対 策 の 項 目 対 策 内 容
運輸事業者への協力要請 関係機関連携のもとでの過積載防止の啓発活動等

  (取締り強化による対策)
対 策 の 項 目 対 策 内 容
特殊車両の取締り強化 無許可特殊車両の通行及び過積載車両の取締り強化

A緊急対策区間外
 @において緊急対策区間を五箇年以内に対策を講ずるとしていますが、その他の区間の対策についても福井県道路環境対策連絡会議において検討し、交通流対策、交通量抑制対策、及び発生源対策などの総合的対策を推進していきます。


参考

 道路交通公害対策に関係する5省庁
  ・警察庁
  ・環境庁
  ・通商産業省
  ・運輸省
  ・建設省

○福井県道路環境対策連絡会議
 【所属機関名】
  ・近畿通商産業局商工部環境保安課
  ・中部運輸局 福井陸運支局
  ・近畿地方建設局 福井工事事務所
  ・福井県警察本部 交通規制課
  ・福井県 県民生活部 環境保全課
        土木部 道路建設部
              道路維持部
              都市計画課
  ・日本道路公団金沢管理局交通技術課