実施結果

■この事業からわかったこと
@水があること・・・・水があれば水にすむ生き 物が生息します。コウノトリが良く食べる餌は、 フナなどのさかな類、オタマジャクシ、ドジョウ、 ヤゴなどです。
A水路があること・・・・田んぼは水が枯れやす いからです。水路は幅が広く深くないこと。
 深い水路では、人間も含む外からの敵への警 戒ができません。
B餌がたくさんあること・・・・体が大きいのでえ さの量がたくさん必要です。餌が多い場所にす るには、いつも水があり、生き物が水路と田ん ぼを行き来することができる環境です。
Eその他・・・・近くに大きな道路がなく、人の行 き来も少ないなど、静かな環境であること近く  に林があることねぐらは木の上で取っている  と思われます。
■事業の成果
  中学3年生の男子生徒から、「コウノトリって本当に来るかな?」という声をかけられたので豊岡での取り組みを話したり、坂口での状況を話すと熱心に耳を傾けうなずいていた。少なからずとも子どもたちには、里地を護っていかなくてはという気持ちが出てきたように見受けられる。
  来年度の環境部会の計画を立てるとき、メンバーから「豊岡へコウノトリを見に行きたい」という声が上がるなど、関心が今まで以上に深まったようだ。
  田んぼや川といった今まで気にも留めなかった自然に対して、年齢差はあるにしても、一人ひとりが興味を持ち始め、身近なものとして捉えはじめているように見受けられる。
  幼稚園児、小学校児童、中学校生徒全員が何らかの形で一つの事業に関わったことは、地区にとって大きな成果になると思われる。 

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