活動の様子


第一回 田植え:5月14日(土)松岡町芝原の田んぼ 20名
 初めての会は「古代米」の田植えをしました。松岡中学校の生徒も手伝
いました。子ども達は、田植えの経験がなく、最初は泥の中に入るのが嫌
だったようですが、やがて慣れ、田んぼ一面に植えてしまいました。
第二回 古代生活体験・土器作り:6月18日(土)みどり荘 24名
 子ども達は古代米を食べるときに使う茶碗を作りました。大人は古代米
を炊く釜を作りましたがどちらも土製です。古墳時代には電子ジャーも陶
磁器もない時代。鉄もプラスチックもない時代。当時の暮らしを少しでも理
解し、身近な生活用品のありがたみに気づいてもらうのが目的です。
第三回 自然体験・川遊び:7月16日(土)九頭竜川資料館 24名
 古墳時代も河は恐ろしいもの・豊かな食をもたらす大事なものでした。当
時の河の生態系を知ることは出来ませんが、現代の川に棲む生き物を知
り自然に親しんでもらうことが目的です。河がもたらす動物性食料が大事
なタンパク源なことや河の偉大さを分かって欲しいのが努力目標です。
第四回 古代生活・土器焼き:8月22日(土)松岡中玄関 22名
 六月に造った土器は事前に素焼きをしておいて、色付けの後焚き火にく
べました。子ども達の土器の一部は、空気が混入していたせいか、膨張し
て割れてしまいました。大人が作ったものは比較的無事でした。古代米の
時にはない人もいるので使うのは辞めにしたいと思います。
第五回 自然体験・古墳ハイキング:9月4日(土)古墳群 24名
 里づくりの会のイベントに参加しました。古墳に眠る王の棺が石でできて
います。その棺を山頂に上げる「石棺引き」にも参加しました。「松岡古墳
群のハイキング」は駆け足状態でしたが、自然の山を体験できました。
「勾玉づくり」「火起こし」といった古代の人々の暮らしを体験しました。
第六回 古代米栽培・稲刈り:9月23日(金)芝原の田んぼ 24名
 さあ、ついに古代米が実りました。古代米は現代のイネよりも実るのが
遅く、1カ月ほど稲刈りの時期が遅れます。夏がすぎ、秋になろうかという
時期の稲刈りです。田んぼいっぱいに実った稲穂。全部刈り取るのに、ど
れくらいの時間がかかるのでしよう。
第七回 古代米栽培・脱穀:10月8日(土)松岡公園 21名
 古代の脱穀方法はよく分かっていません。しかし、現在の精米機は使わ
ず昭和前半まで使用されていた人力の脱穀機を用いました。@穂と籾を
分ける「千歯こき」A籾殻を取り除くのに手回しの機械を使いました。大人
も子どもも殆どの人が見たことがなかったようです。
第八回 古代生活体験・試食:11月19日(土)松岡公園 24名
 いよいよ古代米の試食です。手づくりの米、土器。お米は自分で研ぎま
す。水の分量も自分で見ました。薪に火をつけるのは大人が手助けして、
オカズはお母さん達が手分けして作ります。どんな思いでつくってくれたの
でしょうか!

実施結果
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