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名 称 |
御嶽山(金華山)の赤白珪石 | ||
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学 名 |
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分 類 1 |
地形地質 | ||
分 類 2 |
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位 置 (2kmメッシュ番号) |
美浜町:御岳山[金華山](922,923) | ||
選定理由 |
特異な地質構造が見られる地点,その他地質学的に貴重な地点 | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの) | ||
解 説 |
敦賀の西南にそびえる御岳山(金華山)の上半分は赤白珪石と緑色岩が,下半分は頁岩を主とする地層が分布している.上位の岩体は石炭紀であり,下位の地層はジュラ紀であるので,両者の構造的関係は前者が後者の上に乗るデッケである.赤白珪石は丹波帯の北部に点々と分布する.赤白珪石は丹波帯に特有な珪石であり,海底の火山活動に伴って沈殿した珪石と考えられる.その年代は石炭紀であると推定されているが,化石上の証拠はない.御岳山の赤白珪石は丹波帯の赤白珪石の中でももっとも東に分布するものである.数年前まで,この赤白珪石は採掘されていたが(若狭珪石),今では廃鉱となっている. | ||
保護の現状 と留意点 |
学問上重要な露頭である.現状のまま放置するだけでなく,観察路を取り付けることが望ましい.
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(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |