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名 称 |
敦賀市門ヶ崎の海食地形・節理 | ||
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学 名 |
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分 類 1 |
地形地質 | ||
分 類 2 |
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位 置 (2kmメッシュ番号) |
敦賀市:白木門ケ崎(933) | ||
選定理由 |
希少な鉱物・岩石を産出する地点,地形形成史から見て典型的な地形 | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの) | ||
解 説 |
敦賀半島の基盤を構成する花崗岩類は,半島の海岸線一円に露出している.花崗岩特有の柱状節理を持ち,その節理が波浪の侵食を受けて,砂浜海岸と岩浜海岸を形成している.岩浜海岸の海食棚の表面には角柱の幾何学的模様が現れ,他方海食崖は柱を並べたような急崖であり,男性的海岸をなす.白木湾の北端で,およそ標高50m の山脚の前面に外海に向かって切り立つ崎は,他の海食崖より規模が大きく,海食崖としては後方が最も高く,その前面に2列の小崖をなすように構成されている.門ケ崎の花崗岩は,肉紅色を呈する黒雲母花崗岩であり,結晶は粗粒で石英脈やペグマタイト等の岩脈類が貫入している. | ||
保護の現状 と留意点 |
白木浦と呼ばれた一昔前は,陸の孤島の観があって,少数の文人や信者の訪れた門ケ崎は貴重である.今後もこの地域の景観を保全していくことが必要である.
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(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |