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名 称 |
白馬洞とシルル紀三葉虫化石 | ||
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学 名 |
− | ||
分 類 1 |
地形地質 | ||
分 類 2 |
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位 置 (2kmメッシュ番号) |
和泉村:箱ヶ瀬(32) | ||
選定理由 |
古生物学的に重要な地点 | ||
区 分 |
A(全国レベルで重要、または県レベルで特に重要なもの) | ||
解 説 |
白馬洞は県内では最も大きい鍾乳洞であり,形態は複層迷路型,総延長150m ,下部は水没している.現在は洞内に照明が付けられ,観光洞として利用されている.白馬洞に向かう道路沿いの石灰岩体からはハチノスサンゴ類,海百合,腕足類の化石が,蛇紋岩を伴う破砕帯中に露出する石灰岩の小岩塊からはシルル紀の三葉虫(Encrinurus )が報告されている.シルル紀の化石は県内で最も古いものであるばかりでなく,全国的にみても数少ない.この石灰岩と周囲の地層との関係は,残念ながら,不明である. | ||
保護の現状 と留意点 |
白馬洞は観光洞として使用されいるが,今後とも白馬洞の保護が望まれる.また導入路に露出する露頭をなくしてしまわないように,周囲の開発,道路側壁の工事,周辺開発等には注意を要する.なお,現在和泉村での化石採取は条例により禁止されており,採取には和泉村教育委員会の特別の許可が必要となっている.
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(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |