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名 称 |
九頭竜峡 | ||
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学 名 |
− | ||
分 類 1 |
地形地質 | ||
分 類 2 |
− | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
大野市:勝原(140,141,162,163) | ||
選定理由 |
地形形成史から見て典型的な地形 | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの) | ||
解 説 |
大野市の南東の渓谷である.荒島岳から経ヶ岳にかけての山地を九頭竜川が深く下刻している.西流してきた九頭竜川が西勝原で大きなループ(付け根の距離100m ,張り出し,400m )を描いている.付け根には小断層が発達してる.いわゆる穿刻地形の典型的な例である.その形態は,河川が蛇行したり,直線化したりする過程のうち,屈曲部を直線化しようとするときに発生する形態に似ている.この地域の基盤岩は主に中新世前期の緻密な勝原閃緑岩(24 )であり,渓谷の両側は垂直に近い谷壁となっている.岩盤が白色の閃緑岩であるので,白い峡谷となっている. | ||
保護の現状 と留意点 |
仏原ダムや堰により,渓谷美はかなり失われているが,所々には「魚止め」と呼ばれている狭窄部をはじめとする景勝地が残されている.
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(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |