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名 称 |
松島海岸 | ||
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学 名 |
− | ||
分 類 1 |
地形地質 | ||
分 類 2 |
− | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
三国町:松島(693) | ||
選定理由 |
その他地質学的に貴重な地点,(特異な地質構造が見られる地点) | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの) | ||
解 説 |
東尋坊北の松島海岸には新生代新第三紀中新世の松島安山岩が分布している.東尋坊安山岩は灰色を呈するのに対し,松島安山岩は黒色を呈する.ここには安山岩以外にも玄武岩も分布している.見事に発達した多様な形状を呈する柱状節理群が観察できる.特に,放射状に発達した柱状節理は,一見車輪のようにも見え,車石とも呼ばれている.ここには,海食洞も幾つか見られる.東側の梶漁港側では,水中に流出して自破砕状を呈する溶岩も存在する.松島安山岩の北側に接して浜地安山岩が分布している.浜地安山岩は剥離性を持った緻密な流紋岩質石英安山岩からなり,一見すると頁岩のように見える.これを安山岩岩脈が貫いており,その中に浜地安山岩の捕獲岩が観察できる. | ||
保護の現状 と留意点 |
国定公園内であり保護されている.
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(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |