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名 称 |
芦原町小牧の小牧火山灰層 | ||
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学 名 |
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分 類 1 |
地形地質 | ||
分 類 2 |
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位 置 (2kmメッシュ番号) |
あわら市(旧芦原町):小牧(540) | ||
選定理由 |
その他地質学的に貴重な地点 | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの) | ||
解 説 |
加越台地の芦原砂層(更新統)中に含まれる厚さ約1cm の火山灰層である.模式的に分布する芦原町小牧の地名をとって小牧火山灰と呼ばれているが,この火山灰に関する公表された研究報告はない.赤褐色を呈するガラス質の火山灰で,乾燥すると淡茶色を呈する.ガラスは変質し粘土化している.鏡下ではまれに角閃石の斑晶の存在が認められる.本火山灰の降下年代は約10 万年前と考えられるが,広域火山灰との関係は今のところはっきりしない. | ||
保護の現状 と留意点 |
加越台地は広く土地開発が進んでおり,火山灰を含む地層もその影響であまり見られなくなっている.その中で小牧の露頭はテフラの産状が観察でき,重要である.
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(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |