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名 称 |
北潟湖 | ||
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学 名 |
− | ||
分 類 1 |
地形地質 | ||
分 類 2 |
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位 置 (2kmメッシュ番号) |
あわら市(旧芦原町)、あわら市(旧金津町):北潟(539,540,541,576,577,578) | ||
選定理由 |
地形形成史から見て典型的な地形 | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの) | ||
解 説 |
加越台地の中で,最も規模の大きな侵食谷に海水が侵入して形成されたラグ−ンが北潟湖である.この湖は,ス−プ皿状の湖底をした地形となっており,最も深いところで約4m ほどの汽水湖である.大聖寺川の運搬する土砂が堆積し形成された浜堤もしくは自然堤防により排水不良となりラグ−ン化され形成された.北潟湖は,三方五湖(169 )と並んで,海岸付近に発達する小規模な内陸湖である.三方五湖は地盤の沈下が原因であるのに対し,北潟湖は,前述のごとく堆積作用による埋め残しの湖の様相があり,対照的である.そのため,北潟湖の延びの方向は南西−北東であり,この地域の地形の凹凸の延びの方向と一致している. | ||
保護の現状 と留意点 |
地形・地質の面からの保全状態は良好であるが,近年湖の水質が悪化している.この湖は,渡り鳥や水生生物の宝庫でもあることから,環境悪化から守るべき重要な自然環境である.
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(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |