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【動物目録の該当ページ】
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名 称 |
シマアオジ | ||
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学 名 |
Emberiza aureola | ||
分 類 1 |
鳥類 | ||
分 類 2 |
スズメ目ホオジロ科 | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
特定せず | ||
選定理由 |
保護上重要な種・亜種 | ||
区 分 |
A(全国レベルで重要、または県レベルで特に重要なもの)
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解 説 |
種としては,中国東北部からロシア東部,カムチャッカ半島,樺太,千島および日本で繁殖し,東南アジアで越冬する.日本では,本亜種が夏鳥として北海道に渡来する.多くは大陸を経由して渡るので,本州以南ではほとんど観察されない.隣県の石川県舳倉島では時に観察されるが,本県では,1990 年4 月12 日に鯖江市熊田町の日野川で記録されただけである.北海道では,湿原,牧草地,河川敷などの広い草原に生息し営巣する.また,渡りの時も草地で見られることが多い. | ||
保護の現状 と留意点 | 現在,「鳥獣保護法」により本亜種の捕獲,飼養,譲渡などが規制されている.本県は渡りの中継地であり,そのための河川敷などの草原の保全が必要であろう. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |