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【動物目録の該当ページ】
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名 称 |
チョウセンメジロ | ||
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学 名 |
Zosterops erythropleura | ||
分 類 1 |
鳥類 | ||
分 類 2 |
スズメ目メジロ科 | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
特定せず | ||
選定理由 |
保護上重要な種・亜種 | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの)
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解 説 |
アムール地方,ウスリー地方,中国東北部,朝鮮半島北部などで繁殖し,インドシナ半島などで越冬する.日本では,稀な秋期の旅鳥として,主に日本海側に渡来する.飼い鳥の籠ぬけの可能性もあるが,福井県での1974 年11 月7 日の記録が日本初で,その後,1981 年10 月12 日,1982 年9 月22 日に同じ織田町の笈松にある鳥類観測ステーションで捕獲・標識されている.越冬の記録はない.秋期は,単独で島や海岸近くの山地の低木林などで見られる. | ||
保護の現状 と留意点 | 現在,「鳥獣保護法」により本種の捕獲,飼養,譲渡などが規制されている.日本でも個体数の少ない種であり,その大半が本県で記録されている.本県は,越冬地ではないが,中継地である丹生山地の保全が必要であろう. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |