| |||
| |||
名 称 |
アメイロオオアリ | ||
---|---|---|---|
学 名 |
Camponotus devestivus Wheeler | ||
分 類 1 |
昆虫類 | ||
分 類 2 |
ハチ目アリ科 | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
越前町(旧越前町):(931),敦賀市:立石岬(888),美浜町:美浜原発(933) | ||
選定理由 |
生態学的に貴重なもの | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの) | ||
解 説 |
働蟻の体長7 〜10mm の大形種.頭部,腹部は褐色から黒褐色,胸部,腹柄部は黄褐色でかなり濃淡に差はある.体毛の少ない種で前胸にはまったく立毛なく,中胸にも一対の立毛を見るのみである.四国,九州に多く生息し,本州では中部以南の太平洋岸に記録がある.しかし,本県では沿岸沿いの林の中にかなり広く生息している.朽ち木や樹皮の下に巣穴を掘り生息している. | ||
保護の現状 と留意点 |
近年海岸周辺の自然林が開発のため大幅に消失している.この状況が更に進むと本種の生存にも影響が及ぶと考えられる.保護地域を設けて安定した生息地域を確保することが必要である. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |