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名 称 |
ケブカツヤオオアリ | ||
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学 名 |
Camponotus nipponensis Santschi | ||
分 類 1 |
昆虫類 | ||
分 類 2 |
ハチ目アリ科 | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
勝山市:取立山(132),大野市:伊勢峠(127,128),,和泉村:和泉(8,17),南越前町(旧今庄町):藤倉山(642),木ノ芽峠(724),敦賀市:池河内(728,729),若狭町(旧三方町):梅丈岳(986),高浜町:音海(1156) | ||
選定理由 |
生態学的に貴重なもの | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの) | ||
解 説 |
働蟻は体長4 〜5mm .体色は黒褐色から褐色,胸部背面にしっかりした20 本以上の鞭毛の長い立毛を持つ.働蟻の大きさに個体差が顕著である.本州中部東北にかけて生息しているが比較的まれな種とされている.しかし,本県では,山麓・河岸・湿地帯等の枯れ木を営巣場所として,かなり広範囲に分布しているので,本種に関しては全国的に重要な地域といえる. | ||
保護の現状 と留意点 |
本県における本種の分布は,かなり広範囲に数多く生息しているが,他地域においては少なく希少種とされている.本種の習性・生態等まだ不明なことが多く調査・研究が必要とされていて,本県が最適の地域として貴重な存在である. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |