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名 称 |
キンケツツヒメゾウムシ | ||
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学 名 |
Phaenomerus foveipennis (Morimoto) | ||
分 類 1 |
昆虫類 | ||
分 類 2 |
コウチュウ目ゾウムシ科 | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
南越前町(旧今庄町):湯尾(679),板取(725),美浜町:菅浜(894) | ||
選定理由 |
希少種 | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの) | ||
解 説 |
本州,四国,九州,琉球,台湾に分布する.広葉樹林の昆虫相調査のトラップに入った個体と,カシノナガキクイムシ穿入孔へ設置したトラップで採集した.多分,養菌キクイムシ類の天敵としての役割が有るのではないかと推測している.分布を見ると南方系の甲虫のようで,福井県が分布北限である.オーストラリア地域においては,天敵としての要素と植物体を栄養とする要素を持った種に区分されている. | ||
保護の現状 と留意点 |
日本の情報が少ないため詳しいことは解りかねるが,県内での分布はナラ類の枯損地域には割合多く分布するのかも知れない.寄主の存在が種密度に大きく影響するものと推測される. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |